商品・Update情報
2023年08月23日
最終更新日:2024年4月8日
ワイヤレスドングル(WT13M)はMAXHUB製品本体のホットスポットと、有線LANやWi-Fiと同じ通信方式であるIP通信を行います。
そのためワイヤレスドングル(WT13M)をパソコンに接続すると、
パソコンではワイヤレスドングル(WT13M)を一つのネットワーク通信の経路(=ネットワークアダプター)として認識します。
このときパソコンの設定や搭載されているソフトウェアによっては、新しいネットワークアダプターが接続されたと判断して
ネットワーク設定を自動的に切り替える場合があり、普段ご使用の無線LANや有線LANが接続できなくなることがあります。
以下に現象が発生する条件の一例と対応策を示します。
パソコン上でネットワーク接続状態に応じてネットワーク設定を自動で切り替えるソフトウェアが稼働しており、
ワイヤレスドングル(WT13M)の有線LANネットワークアダプターを認識したときに無線LAN機能を自動でOFFにする設定が有効な時。
CFシリーズのMAUバージョンが6.4.2.97以上の時、ワイヤレスドングル(WT13M)を
一つのネットワーク通信の経路(=ネットワークアダプター)として認識しないようにすることができます。
1. CFシリーズ、V7シリーズの設定ページ > 機能管理 > ファンクションスイッチ > 画面共有の設定 を開く
2. ワイヤレスドングル(WT13M)のイーサネット のスイッチをOFFにする
3. ワイヤレスドングル(WT13M)を本機とペアリングするとネットワークアダプターとして認識しないように設定されます
MAXHUB Mirroring BOXⅡのバージョンが20240330155509_5.1.0.8456以上の時、
ワイヤレスドングル(WT13M)を一つのネットワーク通信の経路(=ネットワークアダプター)として認識しないようにすることができます。
参考動画をよろしければご覧ください。
手順の詳細は以下の通りです。
1. USBマウス(有線、無線どちらも利用可)を用意し、Mirroring BOXⅡに接続します。
2. ホーム画面の左下を5回クリックしてアプリ設定画面に入ります
3. 「ScreenShare」をクリックします
4. 右上の「設定アイコン」をクリックします
5. 「ドングルを加速します」のスイッチをクリックしてOFFにします
6. 3回右クリックしてホーム画面に戻ります
7. ワイヤレスドングルをペアリングすると設定が反映され、イーサネットが無効になります
ネットワーク設定を自動で切り替えるソフトウェア等の設定を変更し、
ワイヤレスドングル(WT13M)のネットワークアダプターを認識しても無線LAN設定をOFFにしないようにする。
以下にネットワーク設定切り替えソフトの無効化手順の一例を掲載します。
これら手順はパソコンのメーカーやネットワーク設定ソフトのバージョンによっては異なる可能性がございます。
最新の情報はPCベンダーにお問い合わせください。
1. キーボードで[Windows]キーを押しながら[R]キーを押し「ファイル名を指定して実行」画面を開きます。
2. 「services.msc」と入力し、[OK]をクリックします。
3. サービス一覧が表示されます。その中で下記いずれかの名称のソフトウェアの項目※を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
• HP LAN/WLAN/WWAN Switching UWP Service
• LAN/WLAN/WWAN Switching Service
• LanWlanSwitchingService
※機種によって名称が異なる場合があります。最新の情報はPCベンダーにお問い合わせください。