セッティングが手間で、暗くしないと見えにくいプロジェクターを変えたい。
そんな想いから始まり、実際に導入すると、業務効率が向上しただけでなく、
社員の意識がデジタル化やIT化に向かい始めるきっかけにもなりました。
太陽光発電や蓄電池等、エネルギー設備の総合窓口である「エナジーベース」という
事務所兼エネルギーショールームでは、社員の勉強会や、社内の会議も行うほか、
1年に1-2回ショールームや、2か月に1回程度セミナーも開催しています。
その会議やセミナーでは他社のプロジェクターを使用していましたが、
定点で設置しているわけではなかったため、都度セッティングする必要があり大変不便でした。
スクリーンなどの機材を会場に持ち込むところから始まり、
空調でスクリーンが揺れないように位置を決め、高さの調整をして…と多くの工数が発生していました。
また、課題は準備の時だけではありません。
プロジェクターを使用する場合は、
セミナーの途中でも電気をつけたり消したりする必要があり
お客様にとって見づらいセミナーとなってしまっていました。
一部の事務所では、他社のディスプレイをプロジェクターの代わりとして導入しました。
それを使ったときに、画質が良く綺麗に見え、また照明を落とさずとも使用でき、
接続も容易であったことから、セミナー開催時に後ろの席からでも見やすいような
大型のディスプレイを探していました。
そんな中で訪れた販売店の展示会でMAXHAB「デジタルサイネージ」を知りました。
画質が良く綺麗に見えることはもちろん、移動が容易なことも魅力的でした。
さらに、ワイヤレスドングルを活用することで、プロジェクター使用時に投影するPCとHDMIを抜き差しするストレスがなくなります。
こういった点も非常に便利なのではと感じたことが、最終的な決め手になりました。
HDMIを使用せずともPCから画面投影ができることは、メリットとして大きいと感じています。
MAXHAB「デジタルサイネージ」を導入してから、
お客様にやさしいサービスを心がけて早速セミナーで活用したところ、
「今までのサンコーさんのセミナーと比べて、とにかく見やすいですよね。」
というお言葉をいただき、大変好評でした。
30-40名が来場するようなセミナーでも、準備が容易で気軽に使えて、
後ろの来場者様も画面が見えるので大変重宝しています。
また、電気をつけたり消したりといった動作が不要になり、
お客様の満足度向上だけでなく、業務の効率化にも繋がりました。
デジタルサイネージの導入当初、DX化を意識していた訳ではありませんでした。
しかし導入してから、社員がデジタル化・IT化に少しずつ向かい始めたように感じます。
デジタルサイネージの操作や、支社とのWEB会議にも慣れたことで、
「会社に出社せずリモートワークを実践してみてもいいのでは」という考え方に変わってきたり、
普段顔を合わせることのない各支店の営業事務担当者同士で、「こういったことを話してみよう。」
「いいんじゃない、リモートできるんだから」という会話が生まれたり、
社内のDX化を推し進めたわけではなく、自然な流れでいい変化が生まれました。
しかしながら、FAXでないと受注ができない取引先もあるため、
現時点で全ての支社・部署でリモートワークが実現できる訳ではありません。
しかし、もともと「サンコーではリモートワークはできない」という考えだったところ、
MAXHUB「デジタルサイネージ」導入したことがきっかけで「リモートで仕事をする」という意識が当たり前になっていきました。
まだまだリモートワークが一般的ではない業界ですが、
現状、大きなトラブルもなく、仕事にならないというような声も出ていません。
むしろ、どんどん業務がスマートになってきた印象を持っています。
建材などを扱っていることもあり、最先端の電子機器を導入するのは難しく、
はじめはどう使いこなしていくのだろうと考えていましたが、
「これならもっと早くに導入しておけばよかった」と思うほどでした。
支店はまだプロジェクターを使用しているので、
MAXHAB「デジタルサイネージ」に入れ替えていきたいと考えています。
プロジェクターの設置に時間がかかったり、
会議中に電気をつけたり消したりする必要がなくなることを考えれば、
業務効率の向上を目指すというところで、導入のメリットが大きいと感じています。
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