アナログなホワイトボードや小さなディスプレイを
使って打ち合わせをしていたものの、手間がかかる
うえに情報の伝えにくさを感じていました。
デジタルを使った働き方改革の一環として
Class Boardを導入するとそれまでの手間や不便さが
解決でき、社員教育の効率化まで実現できました。
もともとは取引先や施主様との打ち合わせの際に、アナログなホワイトボードや小さなディスプレイを使っていました。
しかし、ホワイトボードは都度消す作業が手間で、書いたものを参加者へ共有することが難しく不便に感じていました。
また、ディスプレイには図面や3D映像を投影して、施工後に部屋へ入った時の雰囲気を
掴んでもらっていたのですが、小さい画面では伝えにくいと感じていました。
A3用紙に図面等を出力して対応していたこともあるのですが、細かい文字が見にくかったですね。
ディスプレイに投影した図面や3D映像に補足説明を加えたいときは、ホワイトボードに書いて説明するなど、
どうしても手間がかかってしまい課題に感じていました。
そこでもっと効率的に打ち合わせができるツールがないか調べる中で電子黒板を知りました。
弊社に適した電子黒板がないかと販売店に相談したところ、
MAXHUB「Class Board U30シリーズ」(以下、Class Boardという)をご紹介いただいたのです。
Class Board は65型の大画面にワイヤレスドングルで簡単に図面や3D映像を投影できるだけでなく、
ホワイトボード機能で書き込みもでき、求めていた物はこれだと感じましたね。
また検討時に、島根県で建設業向けに遠隔臨場(*)の実現へ使える補助金が出ており、
Class Boardが遠隔臨場にも活用でき、補助金の対象であったことが導入を後押ししました。
*遠隔臨場:ウェアラブルカメラやネットワークカメラを活用し、現場に行かずとも
離れた場所から「段階確認」「材料確認」「立会」を行うことを指す
アナログのホワイトボードや小さいディスプレイを用いた打ち合わせの際に感じていた、
手間や不便さはClass Boardの導入によって解消されました。
65型と大画面であるため、ご高齢の方へ説明する際にも文字が見やすくなり、伝わりやすくなったのではないかと感じています。
実際、打ち合わせに参加いただいた取引先の方からは「見やすい」「分かりやすい」と好評です。
今では外部との打ち合わせ以外のシーンでも、幅広い部署がClass Boardを活用しています。
Class Boardを設置した会議室が人気で、予約が取りづらく奪い合いになることもあるほど。
導入前は営業チームによく、駐車場の地図を紙に出力して「ここを借りたよ」と情報共有することがありました。
しかし、今ではClass Board上で地図を表示し、アノテーション機能を活用して
地図の上からマーカーで場所を示し、書き込んだデータは2次元コードやURLで共有できるように。
より齟齬なく情報共有ができるようになっただけではなく、ペーパーレス化にも繋がっています。
弊社では設計チームや営業チームに月1~2回ほど、外部のウェビナーに参加して教育を受けてもらっています。
導入前は自席のパソコンを2人で覗くようなかたちで参加することもありました。
会議室から参加する場合でも、小さなディスプレイにPCをHDMIケーブルで接続して、
WEBカメラなどの周辺機器を配線して…と準備に時間がかかっていましたね。
Class Boardを導入してからは、ワイヤレスドングルをPCに挿してボタンを押すだけで画面が投影できるため、
ウェビナーに参加する事前準備が不要となりました。
社員からも「ウェビナーへの参加が楽になった」と好評です。
また、社内で行う研修にもClass Boardが役立っています。
以前は教育用の資料を作っていたのですが、間尺に合わないと感じることがありました。
Class Boardであれば1台でブラウザを立ち上げ、YouTubeに投稿されている教育向けの映像を大画面に映し出し、そのまま研修に活用できるのです。
資料作成の時間を削減でき、業務効率の改善にも繋がりました。
やはり1台では誰かが使うと他の人は使えなくなってしまうので、台数を増やして
もっと気軽に、もっと若手も使えるように環境を整えていけたらと考えています。
また、Class Boardの活用シーンをより増やしていく事で、もっと働きやすくなっていくと考えています。
現場と事務所を常時接続、現場内のあらゆる施工場所をカメラで中継、などClass Boardによって便利になると踏んでいるアイディアはたくさん。
例えば、ウェアラブルカメラとの組み合わせによる遠隔臨場の実現です。
上長が現場に行かずとも、状況を視覚的に確認できる環境を構築できたらと考えています。
さらに、ウェアラブルカメラから届く映像を静止画にして、Class Boardのホワイトボード機能に貼りつけ、
図面と照らし合わせながら文字や図を加えたものを、
そのまま資料として保存、クラウドにアップロードして社内に共有できれば教育用にも活用できそうです。
しかし、あくまで使うのは社員であるため、社員のITリテラシーを高めていく事も重要ですね。
当社ではデジタルを使った働き方改革を重視しているため、まだ利用が少ない社員にClass BoardをはじめとしたICT機器の活用を促し、
デジタル活用の重要性を伝えていきたいと考えています。
URL | 株式会社金見工務店 |
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