新着情報

商品・Update情報

2023年08月18日

MAXHUB All in One Meeting Board セキュリティソフトウェア・IT資産管理ソフトウェア等による不具合について(2024年1月24日更新)

平素より「MAXHUB All in One Meeting Board」をご利用いただき、誠にありがとうございます。

MAXHUB All in One Meeting Board(以下「MAXHUB」と呼びます)は様々な機能を提供するため、
内蔵のWindows OSには独自のソフトウェアや設定が複数ございます。
そのため、MAXHUBに弊社製品以外のセキュリティソフトウェア・IT資産管理ソフトウェア等(以下 「各種ソフトウェア」と呼びます)を
インストールした場合や、MAXHUBをActive Directoryドメインに参加させた場合は、
ワイヤレスドングルを使用して画面共有ができない、MAXHUBのアップデートが中断する等の予期せぬ不具合が起こることがございます。

上述の理由により、MAXHUBに各種ソフトウェアをインストールすることやActive Directoryドメイン参加は推奨しておらず、
それが原因となる不具合については保証範囲外となります。
また、弊社サポート窓口では原因の確認を目的とし、各種ソフトウェアの例外・除外設定やアンインストール、
Active Directoryドメイン参加の解除、MAXHUBのソフトウェアの再インストール、MAXHUBの初期化等の案内をする場合がございます。
予めご了承くださいませ。

MAXHUBに各種ソフトウェアをインストールした場合や、MAXHUBをActive Directoryドメインに参加させた場合には、
必ず下記の設定項目の確認を行ってください。

※設定を行った場合でも正常な動作をしない場合がございます。
※各種ソフトウェアの設定方法は弊社サポート窓口では回答できかねます。各種ソフトウェアの販売元やIT管理者にお問い合わせください。

ウイルス検知・挙動検知等の例外・除外設定

セキュリティソフトの設定で下記のフォルダパスを例外・除外設定していない場合、
一部機能が削除されたりアップデート中に警告・アラートが表示されアップデートが中断されたりすることがございます。
各種ソフトウェアがアップデートを中断させた場合、MAXHUBの故障に繋がる場合がございます。必ず例外・除外設定を行ってください。


・MAXHUBの各種アプリケーションの実行ファイルやリソースファイルが格納されているフォルダ
 C:\Program files(x86)\MAXHUB\
 C:\ProgramData\LightAppRendersResources\
 C:\ProgramData\Seewo\

・MAXHUBのアップデートファイル、アプリのログ・構成が格納されているフォルダ
 C:\Users\MAXHUB\AppData\

・MAXHUB本体の機能に関連したファイルが格納されているフォルダ
 C:\Program Files (x86)\DSS\
 C:\Program Files (x86)\UDI\

ファイアウォールの許可設定

ワイヤレスドングルまたは専用アプリケーション (MAXHUB Share) を使用して、
PC・タブレット・スマートフォン の映像をMAXHUBへワイヤレス画面共有する際、
MAXHUBにインストールした各種ソフトウェアのファイアウォール機能や、Active Directoryのポリシーによって通信が遮断され、
画面共有に失敗する場合がございます。画面共有に失敗する場合は下記の通信の許可を行ってください。

・ポート
 7382-7435

・プロトコル
 TCP/UDP

・実行ファイルのパス(許可設定に必要な場合にのみ使用)
 C:\Program Files (x86)\MAXHUB\ExceedShareServer\ExceedShareServer.exe
 または
 C:\Program Files (x86)\MAXHUB\ExceedShareServerOversea\ExceedShareServer.exe

※使用機種・バージョンにより実行ファイルのパスが異なります。実際のフォルダ名を参照してください。

ネットワークアダプタの設定

ワイヤレスドングルはワイヤレス画面共有を行う際、MAXHUBのホットスポットとIP通信を行います。
MAXHUBのホットスポットはWindows OSでは1つのイーサネットネットワークアダプタとして認識されています。
各種ソフトウェアの不許可端末の検知・遮断やActive Directory等の機能で、このネットワークアダプタが無効化される場合がございます。
その場合、MAXHUBのホットスポット機能は無効化され、ワイヤレス画面共有が失敗します。
下記の情報が自動設定されているイーサネットネットワークアダプタは無効化しないよう設定してください。

・IPアドレス
 192.168.153.254

・サブネットマスク
 255.255.255.0

MAXHUBのソフトウェアを再インストールする方法

各種ソフトウェアにより一部機能が削除され、ワイヤレスドングルを使用して画面共有ができない等のトラブルが起きた場合、
MAXHUBのソフトウェアを手動で再インストールすることで改善する可能性があります。
対応する機種のMAXHUBソフトウェアアップデート手順資料を参考に、MAXHUBのソフトウェアの再インストールを行ってください。
※再インストールの際は、各種ソフトウェアをアンインストールするか、機能を停止してください。

・All in One Meeting Board V6 CFシリーズ 用手順資料
 https://nicemobile.sharepoint.com/:b:/s/Share2/EetjMDU8ZqBLpqVVtKsDVR0BPh3bzQCDbyhFIaYDVaHXUw?e=owsBUI
・All in One Meeting Board V5 Cシリーズ 用手順資料
 https://nicemobile.sharepoint.com/:b:/s/Share2/EeBj4xPLY0xMj-uifs6St5IBRHV-7Kk6wZPFGK_h21ok1A?e=qiTQVr

ご不明な点がございましたら、下記のメールアドレス宛にお問い合わせください。
ナイスモバイル株式会社 品質保証部
Mail: qa@nicemobile.jp