導入事例

ミーティングボード

マイクスピーカー

Mirroring Box

2023年12月15日

ラオックスホールディングス様

会議室のDX・ワイヤレス化を目指して

本社移転のタイミングで会議室のDXを推進し、
基本的に全てワイヤレスで接続できるようにしたい。
そんな想いからMAXHUBを導入した結果、
会議の準備時間を1/10以下まで削減することに成功しました。

1 導入の背景 会議室の環境をDX

今年の6月に本社を移転するタイミングで「会議室環境のDXを進めたい」、
「会議室がコード類であふれてしまう状況を避けたい」
という想いから、基本的に全てワイヤレスでWEB会議できるような環境を構築しようと考えていました。
そこで、グループ経営企画室の社員に対して、そのような環境を実現できる商品の候補を挙げてほしいと依頼をしたのです。
その候補として挙がったのが、MAXHUB「All in One Meeting Board」(以下MAXHUB)でした。

ナイスモバイルに連絡してみると、ショールームで商品を見ることができるということだったので、実際に伺いMAXHUBの使い勝手を体験しました。
実際に触ってみると、私たちが考えている・目指していることが、MAXHUBであれば達成できるということがよく分かり、導入に至りました。

2 MAXHUBを選んだ決め手 WEB会議に必要なハードウェアが1台に集約

グループ経営企画室の社員の一人が中国出身なのですが、
MAXHUBブランドが中国国内のインタラクティブディスプレイ市場でシェアNo.1ということから、
当社が目指していることを実現できる商品がないか調べてくれたのです。

そうしてMAXHUB「All in One Meeting Board」に行きついたのですが、カメラやスピーカー、マイクといった、
WEB会議に必要なハードウェアが1台に集約されているということがなによりの魅力でした。

しかし、それだけではなく、何度も説明をしなくてよい使いやすさも決め手に。
初回に「このように使ってください」と、基本操作をアナウンスするだけで、
一度使ってみれば次からは説明する必要がありません。
さらに社員が自身で「これはできるのかな」と試しながら活用しています。

3 導入後の効果① 会議室のコードレス化

MAXHUBの導入によって、会議室がコード類であふれてしまう状態を改善することができました。
WEB会議に必要なハードウェアが1台に集約されているため、ディスプレイ周辺がスッキリとした印象です。

MAXHUBが設置されている会議室は現在3室あります。
グループ全体の経営会議を行う際には、MAXHUBが設置された一番大きな会議室に各社の社長、
それ以外の2室に各社の幹部社員、という形で役職によって会議室を分けています。
MAXHUB同士でWEB会議を行うと、各会議室から共有のホワイトボード機能に書き込めたり、
別の会議室にもかかわらず、対面と変わらない程の臨場感の中でWEB会議ができたりすることがよいですね。

また、オプションとして導入したワイヤレスマイクスピーカーも、コードレスで運用できるので重宝しています。
会議に参加する人数が多かったり、会場が縦に長い会議室だったりするとMAXHUBのスピーカーだけでは聞こえにくいことがありますが、
このワイヤレスマイクスピーカーで音声の届く範囲を拡大することでカバーができています。

さらにコードレス化にこだわる中で、Mirroring BoxⅡも知り、導入しました。
MAXHUBのない会議室は4室ありますが、そのすべてにMirroring BoxⅡを導入しています。

MAXHUBもMirroring BoxⅡも、会議の際に複数人が順に資料投影をする場面では、
HDMIケーブルを差し替えたり、席の移動が発生したりせず、ワイヤレスドングルでスムーズに進行できるので、重宝しています。

  • MAXHUB とワイヤレスマイクスピーカー

  • Mirroring Box でPC 画面を投影

4 導入後の効果② 会議の準備時間を1/10以下まで削減に成功

これまで、グループ子会社の社長が集まる会議を行う前日には、
延長コードの配線を組んだり、会議に使うツールが正しく動作するか確認したり、
2時間ほどかけてセッティングをしていました。

しかし、MAXHUBを導入してからは簡単な動作の確認だけでセッティングが済み、10分もあれば済むように。
準備時間を1/10以下まで削減することができ、その浮いた時間で他の業務を進めることができるので、業務効率の改善にも繋がりました。


業務効率の改善ができた場面は他にもあります。
MAXHUBの導入前のWEB会議では、マイクとスピーカーが一体になった商品を1台だけ使用していたので、
会議の際にはマイクの位置から離れてしまうと声が聞こえない状況でした。
当社には様々な国籍の社員が在籍しており、言語の壁があるなか、
音声の不安定な録音データから議事録を作成していたので、非常に手間と時間がかかっていたのです。

MAXHUBはOSが搭載されており、大きなPCのような商品であるため、好みでアプリを追加できます。
そこで、文字起こしツールをMAXHUB内に追加し、ワイヤレスマイクスピーカーを併用することで、
話した内容が自動で文字化される環境の構築に成功しました。
その結果、議事録作成にかかっていた時間は1/20では効かない程、短縮することができたのです。

5 今後の展望 MAXHUBが新しいことを考えてもらうきっかけに

会社が今後も発展していくには、常に新しいことを考え、変化していかなければいけません。

グループ経営企画室では、MAXHUBがどのように使えるのか研究・提案をしています。
子会社の社長たちが会議のために本社へ集まる際には、ただ報告して終わりではなく、
その提案を通じて、新しいことを考えてもらうきっかけとしてもMAXHUBを活用しています。

例えば、最初にMAXHUBを設置した会議室で会議を行った際には、全員席に座った状態で、
MAXHUBに内蔵されたカメラにて記念撮影を行いました。
そのデータをMAXHUB上で二次元バーコード化し、参加者へ共有をしたのです。
これは実際の商談時に、名刺の交換だけではなかなか顔を覚えられないため、
MAXHUBを活用した記念撮影をするのはどうかという提案を兼ねて行いました。

「ただ単純にディスプレイを入れ替えた」だけで終わらせずに、
「会社として社員に何を求めているか・考えてほしいか」ということを
MAXHUBを通じて伝えたいと考えています。


また、今後は子会社もコードレスでWEB会議ができるよう、グループとして、
ディスプレイを入れ替えるタイミングではMAXHUBを推奨していきたいと考えています。

以前、ホテルの宴会場をメイン会場として、各拠点をWEB会議で繋ぐ形で取締役会を開催したのですが、
MAXHUBを使用して繋いでいた本社側は、縦に長い会議室にも関わらず、後ろの席に座る参加者の顔までよく見えたのです。

この経験から、改めてMAXHUBの性能の高さを感じ、MAXHUB同士でWEB会議を行う場合、
同じ空間で会議を行っているような感覚・臨場感で会議をできるのではないかと感じました。
全員が会議中、常に見られているという緊張感にも繋がり、だらだらせず効率的な会議に繋がるのではないでしょうか。

グループ内にMAXHUBを広げていくことで、統一された環境にて効率的な会議を行っていきたいです。


▼ 是非 動画もご覧くださいませ ▼



  • 実際にMAXHUBを活用し記念撮影いただいた際の画像