総務部と報道部、それぞれ異なる用途でMAXHUBを活用しています。
用途は異なっていても、両部署ともにデバイスを「一元化」できたことで
業務効率化に成功しました。
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導入の背景
テレビ会議システムの代わりに
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導入前の課題 総務部の場合
会議の準備・社内の問い合わせ対応に追われる
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導入前の課題 報道部の場合
華やかなスタジオセットにMAXHUBがマッチ!
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導入後の効果 総務部の場合①
デバイスの一元化
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導入後の効果 総務部の場合②
社会科見学や採用面接にも活用
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導入後の効果 報道部の場合①
番組内で迫力ある展開に
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導入後の効果 報道部の場合②
台風災害時の放送でも
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今後の展望 総務部の場合
災害対策にも活用
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今後の展望 報道部の場合
より面白い番組作りに
総務部で支社と繋ぐためのWEB会議用デバイスが欲しかったというのが、導入検討の始まりです。
以前使っていた他社のテレビ会議システムが保守期間終了のタイミングで、他の製品を探していました。
その時、販売店のイベントでMAXHUB「All in One Meeting Board(以下MAXHUB)」を紹介いただきました。
よく聞いてみるとタッチ式で、カメラ・マイク・スピーカーが内蔵されているというところに魅力を感じました。
また、ZoomやTeamsといったWEB会議システムに対応しているというところにも、強く魅力を感じ、導入に至りました。
MAXHUBの導入前はテレビ会議システムを主に使用していましたが、相手側にもテレビ会議システムの拠点がないと接続できませんでした。
接続できない場合にはZoomやTeamsを使用しており、会議毎に、様々なデバイスを組み合わせて準備を行う必要がありました。
また、WEB会議で接続するデバイスが多い場合、配線が抜けた状態からの準備だと、
どこにコードを繋いでいいか分からなかったり、不具合や故障が生じた際、
デバイス毎に問い合わせ先が異なっていたりして、手間に感じていました。
さらに、MAXHUBの導入前には大きいディスプレイがなく、
規模の大きな会議で資料を投影する際には、プロジェクターを使用していました。
プロジェクターをセッティングすることも手間に感じていましたね。
WEB会議に慣れていない社員は、接続の仕方や会議室の押さえ方など、分からないことがあると総務部へ連絡をします。
WEB会議中に何か不具合が生じた場合や、ちょっとでも分からない・不安に感じた場合も、総務部へ連絡をします。
そうなると総務部は作業をストップして対応をする必要があり、その回数が多いことが総務部の負担となっていました。
現在報道部でのMAXHUBの主な活用方法は、
平日夕方のニュース情報番組「#Link」の放送内で使用するディスプレイとしてです。
この「#Link」は今年4月に従来のニュース番組を一新する形でスタートし、
スタジオセットはブルーとピンクを基調に明るく華やかな作りとなっています。
ただ、スタジオ内で使用するディスプレイについては、従来のものをそのまま使用していました。
セットの華やかさに比べサイズも小さく、有効活用ができていない状況にあり、新たな展開方法を模索しておりました。
これまで会議によって使用するデバイスがバラバラだったところを、
MAXHUBの導入によって、デバイスを一元化できました。
これにより配線の問題も解決でき、会議の準備がとても楽になりました。
また、故障・不具合の際にデバイス毎に異なる問い合わせ先へ連絡する、といった手間がなくなりました。
規模の大きな会議で資料を投影する際にも、MAXHUBなら一台で
プロジェクターの代わりになるので、プロジェクターを準備する手間もなくなりましたね。
社内会議だとMAXHUBに付属のワイヤレスドングルがとても活躍しています。
以前は資料を投影する人のPCにHDMIケーブルを接続し、次に投影する人がいれば
一度抜いて、挿し直したり、コードの届く場所まで移動したり...とする必要がありました。
しかしワイヤレスドングルを活用することで、ワンタップでスムーズに資料投影ができるようになりました。
お客様が来社された際、急遽資料投影したい旨を伝えられた時にも、まごつくことがなくなりましたね。
そして一番の効果は、総務部への問い合わせ数が減少したことです。
MAXHUBはPCと同じように使えるため、社員にとって理解しやすく、
総務部に問い合わせをせずとも各々で活用できます。
そのため、総務部はもちろん、他の社員の業務効率化に繋がっています。
小学生向けに社会科見学を行った時にも、MAXHUBを使いました。
学校の端末とMAXHUBを繋いで、オンラインでの社会科見学として、放送局の勉強をしていただきました。
ZoomやTeamsといったWEB会議ツールが使えるので非常に接続が楽でしたね。
MAXHUBに資料を投影して、UMKの会社についての説明だったり、
番組ができるまでの流れの説明だったり、実際にできた番組を見てもらったり、
アナウンサーと話をしてみてもらったり…幅広い内容を実施できました。
元々オンラインでの社会科見学は実施していたのですが、
以前は社員が各々でPCを用意してWEB会議に参加し、小学生たちと繋がる形でした。
今は全員が同じ会議室に集まり、MAXHUBを通じて学校の端末と接続するだけで、実施できるようになりました。
また、オンラインで採用面接を行う際にもMAXHUBが役立っています。
MAXHUBの導入前は、PCやカメラなどのデバイスを採用面接で使用するものとは別に、
何かあった時に備えて、予備のものをセッティングしていました。
そうすると、採用面接の件数や社員の参加人数によっては
PCもカメラも数が足りないことがありました。
しかし、MAXHUBを導入してからは、オンラインの採用面接に必要な機能が一台で揃うので、準備がとても便利になりました。
さらに、PCやカメラを追加で購入する必要がなくなりましたね。
また、採用面接に参加する社員も会議室に集まるだけで良くなり、スムーズに開催できるようになりました。
お話を頂戴した総務部 蛯原様
「#Link」の放送内で使用するため、思い切ってスタジオの中央、MC 2人の間に設置し、
番組のタイトルロゴ「#Link」を常に表示して番組を進めております。
MAXHUBの設置については、報道部内ならびに視聴者からも、好評の声をいただいております。
番組内での活用については「#Link」のロゴを表示するだけではありません。
特集などの主だったニュースではVTRを流し、スタジオ演出の一環として活用しております。
さらに、番組内では“ニュースをより深くわかりやすく”というコンセプトのもと、
MAXHUBにCGを表示してモニター解説として活用しております。
いずれもMAXHUBの画面の大きさだからこそ、迫力ある展開が可能になっていると考えております。
MAXHUBはインターネットに接続できるので、そのままPCと同じ使い方をできることが最大の魅力だと思います。
従来のディスプレイはインターネットに直接繋がっていないので、PCと別に繋いで、
技術担当の社員が毎回接続を確認するという一手間がかかっていました。
MAXHUBを導入してから誰でもセッティングができるようになり、工数の削減に繋がりました。
このMAXHUBのインターネット接続を特に有効活用ができたのが、台風災害時における放送です。
避難や注意を呼び掛ける際に私たちが使用するのが、気象庁が発表する「キキクル」というサイトで、
土砂災害、浸水、洪水について、リアルタイムの危険度が表示されます。
台風の情報をお伝えする際に、この「キキクル」をそのままMAXHUBに表示、
MCや気象予報士が、それを見ながらリアルタイムの状況を解説し、視聴者に危険度をお伝えしました。
「キキクル」のWEBページを番組内で見せたい場合、トリキリだと見づらい場合もありますし、
言葉だけでの補足だと理解しにくい可能性があります。
やはりディスプレイに映したものに対して、人が「ここですよ」と説明した方が、説明は頭に入ってきやすいと考えられます。
(※トリキリ:画面全体に映像を表示すること)
実際の番組内では、画面をタッチしながら解説でき
「今どの地域で、どのぐらいの危険が迫っているのか」ということを、直接指で指し示すことができました。
視聴者にとって分かりやすい解説ができたのではないかと思います。
お話を頂戴した報道部長 寺田様
台風災害時の放送イメージ
MAXHUBの機能をより使いこなし、社内会議をもっと円滑にできたらと思います。
現状、一部の人はこの機能を知っているものの、他の人は知らない、といった状況です。
何ができるのかを知るためにも、まずは総務部が触ってみて、
他の部署に機能の提案・周知できるようになりたいと考えています。
さらに、災害発生時には会議室を災害対策の本部にしようと考えています。
会議室にはTVが一台あるので、そこでオンエアを確認しながら、MAXHUBでWEB会議システムを使用し、情報を収集ができたらと。
災害時にパソコンやデバイスを用意することが難しい時にでも、
MAXHUBを立ち上げ、WEB会議システムを開くだけで、社員とのチャットから情報を収集・集約できるようにしていきたいです。
お話を頂戴した総務部主任 松下様
MAXHUBを設置いただいている会議室
MAXHUBでWEB会議システムを使用して直接相手と繋ぎ、ディスプレイに表示した状態でインタビューを行っています。
今後は生放送中にリアルタイムで対象者と繋いで、お話を聞くような展開も挑戦してみようと思っています。
また、放送中にMAXHUBのメモ機能を活用し、メモを送信できる二次元バーコードを公開することで、
視聴者の声をホワイトボード機能に収集しても面白い番組作りになるのではないかと考えています。
URL | 株式会社テレビ宮崎 |
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