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2024年06月03日
リモートワークが当たり前になった今、WEB会議は欠かせないビジネスの手段となりました。
その際欠かせないのが、マイクとスピーカーです。
しかし、PCに内蔵されているマイクやスピーカーでは音質や集音性に限界があり、円滑なコミュニケーションの妨げになる可能性もあります。
そこでおすすめなのが、WEB会議に特化したマイクスピーカー(スピーカーフォン)です。
今回は、マイクスピーカーのメリットや選び方のポイントについて解説します。
マイクスピーカーはスピーカーフォンとも呼ばれ、マイクとスピーカーが一体となった便利なデバイスです。
オンラインでの会議や打ち合わせで、複数人でのコミュニケーションを円滑化できます。
マイクスピーカーを使用することで、参加者全員の声を明瞭に拾い、クリアな音声で会話ができるため、コミュニケーションの質が向上します。
とくに複数人でのWEB会議を頻繁に行う場合には、マイクスピーカーはその真価を発揮してくれるでしょう。
マイクやスピーカーは、ほとんどのノートパソコンやスマートフォンに内蔵されており、ある程度の音声コミュニケーションは可能です。
しかし、こうしたマイクやスピーカーには、音質や集音性に限界があります。
とくに複数人での会議には不向きでしょう。
また、内蔵のマイクはパソコンの操作音や周囲の雑音を拾いやすく、相手に声が届きにくくなる可能性があります。
一方、専用のマイクスピーカーは、その優れた集音性と音質が特徴です。
高品質なマイクとスピーカーが搭載されており、音声通話をより明瞭にし、コミュニケーションを快適にします。
また、マイクスピーカーは、複数人での会議に最適化されており、テーブルの中央に置くだけで参加者全員の声を均等に集音。
リアルでの会議と同じような音声コミュニケーションが実現できるのです。
さらに、ノイズリダクションやエコーキャンセリングといった機能を搭載しているモデルでは、雑音や残響をより軽減できます。
マイクスピーカーの使用による効果は多岐にわたります。
1つ目は会議の円滑化です。
多くのマイク・スピーカーは、360度全方向からの参加者の声を明瞭に拾うことができます。
これにより参加者一人ひとりの発言が聞き取りやすくなるでしょう。
また、ノイズリダクション機能により、周囲のノイズを抑えることで、会議に集中しやすくなります。
このように、音声コミュニケーションが円滑に行えることで、参加者全員が発言しやすくなり、活発な議論が期待できるのです。
もう1つは、在宅勤務や遠隔拠点での快適性向上です。
業務を進めるためには、従業員間のコミュニケーションが欠かせません。
そのため、自宅から業務にあたる場合や遠隔地に拠点を持つ場合には、オンラインでのコミュニケーションが頻繁に発生するでしょう。
マイクスピーカーを使用することで、オンラインであってもリアルと同等の音声コミュニケーションが実現できます。
これにより、在宅勤務や遠隔拠点における、快適性や生産性の向上につながるのです。
マイクスピーカーを選ぶ上で最も重要なのは、マイクの集音性能です。
市販されるマイクには、集音性能の異なるさまざまな製品があります。
なかでも注目すべきは、指向性と集音範囲です。
まず、指向性とはマイクが音を拾う方向を指します。
たとえば、全指向性マイクでは360度全方向からの音を拾います。
ですから、テーブルの中央に置くだけで参加者全員の声を均等に拾えるので、複数人での会議に最適です。
一方、単一指向性マイクでは特定の方向からのみ音を拾います。
そのため、話者の方向にマイクを向けることでピンポイントで音を拾えるので、個人での使用に適しています。
また集音範囲も重要です。
マイクには音を拾うのに最適な範囲があります。
マイクスピーカーを会議で使用する場合、使用する会議室の大きさに合わせ、最適な集音範囲の端末を選ぶようにしましょう。
マイクスピーカーの機能として、ノイズリダクションとエコーキャンセリングがあります。
ノイズリダクション機能は、マイクが拾った音声から雑音を取り除くものです。
これにより、周囲の騒音や風切り音といった突発的な雑音も軽減できます。
一方、エコーキャンセリング機能はエコーを軽減するものです。
スピーカーから出力された音声は、マイクに拾われてしまうとエコーが発生し、参加者は音声が聞き取りづらくなります。
しかし、エコーキャンセリング機能が搭載されていれば、自分の声が反響することなく、通話相手の声も聞き取りやすくなるのです。
これらの機能を搭載したマイクスピーカーを選ぶことで、雑音が少ないよりクリアな音声通話が可能となります。
マイクスピーカーとデバイスの接続方式には、有線と無線の2種類があります。
有線の場合、USBや3.5mmオーディオジャックなどでPCと端末と接続します。
有線接続の特徴は、安定した接続が可能な点です。
これにより、音声の遅延が少ないことがメリットといえます。
ただし、ケーブルの取り回しが煩雑になることがあるでしょう。
一方、無線の場合はBluetoothやWi-Fiで接続します。
ケーブルがないため、設置場所の自由度が高いことが特徴です。
スッキリとしたデスク環境を維持できる点がメリットといえます。
ただし、電波干渉によって音声が途切れることがあります。
そのため、安定した接続を確保するためには、適切な距離を維持し障害物の少ない環境で使用しましょう。
集音範囲の目安は以下の通りです。
・4名程度のハドルスペースに最適なマイクスピーカー:集音範囲1m程度
・6名程度の小会議室に最適なマイクスピーカー:集音範囲1〜2m
・8名程度の中会議室に最適なマイクスピーカー:集音範囲2m程度
・10名程度の大会議室に最適なマイクスピーカー:集音範囲2〜3m
・12名程度の大会議室に最適なマイクスピーカー:集音範囲2〜3m
・15名程度の大会議室に最適なマイクスピーカー:集音範囲3〜4m
4名程度の少人数の会議では、コンパクトで手軽に使えるマイクスピーカーがおすすめです。
小型で軽量なマイクスピーカーであれば、会議室の小さいテーブルに置いても邪魔になりません。
集音範囲も1〜2m程度あれば十分でしょう。
8名程度の中規模会議では、会議室の広さや参加者の座る位置によっては、端末からの距離が遠くなってしまうことがあります。
そのため、集音範囲がある程度広いマイクスピーカーを選びましょう。
また、USBやBluetoothで接続できるマイクスピーカーを選べば、ケーブルの取り回しがなく置き場所に困らないためおすすめです。
10名を超えるような大人数の会議では、使用する会議室も広くなるでしょうから、それだけ残響が大きくなる可能性があります。
そのため、残響を抑えるエコーキャンセリング機能を搭載したマイクスピーカーがおすすめです。
また、集音すべき範囲が広すぎるため、1台では対応しきれない場合もあります。
そうした際には、あらかじめ複数台連携して使用できるマイクスピーカーを選びましょう。
ワイヤレスマイクスピーカー
使用イメージ
MAXHUB「ワイヤレスマイクスピーカー」は、汎用性の高いマイクスピーカーで、ZoomとMicrosoft Teamsの認定デバイスに指定されています。
360度全方向への指向性に加え、最大半径6mの広範囲を集音可能。
会議室のすべての席から音声を拾います。
また、マイクとの距離や声の大きさに関係なく、声の音量を自動でコントロール。
発言時に本体に近づいたり、声を張り上げたりする必要はありません。
さらに、ノイズリダクション機能を搭載。
広い室内で発生するキーボード操作や椅子の移動する音など、不要な雑音を最小限に抑制し、話している声だけをクリアに伝えます。
接続方法は、専用ドングルとBluetoothによる無線接続に加え、USB Type-Cケーブルでの有線接続も可能。
もう一台のワイヤレスマイクスピーカーと連結することで、集音範囲も最大24mに対応します。
ハドルスペースから大会議室まで、これ1台で対応できる汎用性を兼ね備えたデバイスです。
Sound bar
Sound bar SEⅡ
使用イメージ
MAXHUB「Sound bar / Sound bar SEⅡ」は、WEBカメラ、マイク、スピーカーが一体となったデバイスです。
そのため、WEB会議を行う際に複数機器を外部接続する必要がなくなり、煩わしいWEB会議の準備を削減できます。
MAXHUB「Sound bar / Sound bar SEⅡ」は、高性能マイクを搭載。
集音範囲は最大8mな上、ノイズリダクション・エコーキャンセル機能も搭載しており、大人数の会議でもしっかり音を拾います。
本体との距離に関係なく音を最適化し、「聞こえにくい」ことによるWEB会議のストレスを軽減します。
ソニー製CMOSセンサー採用の高機能カメラには、オートフレーミング機能を搭載。
顔検出と音源定位機能により、プレゼンターをカメラが自動でフォーカス。
発言者が変わるたびに、カメラやマイクの位置を調整する必要がありません。
仕草や表情がはっきりと伝わり、円滑なコミュニケーションを図ることができます。
マイクスピーカーは、会議や在宅勤務での音声コミュニケーションを円滑にするために非常に有効なデバイスです。
マイクスピーカーを使用することで、参加者全員の声を明瞭に拾い、クリアな音声で会話ができるため、コミュニケーションの質の向上が期待できます。
マイクスピーカーを選ぶ際は、会議の参加人数や実際の使用シーンを想定し、最適な性能や機能、接続方式を検討しましょう。
適切なマイクスピーカーを選ぶことで、オンラインでも円滑なコミュニケーションが実現でき、生産性の向上も期待できます。
マイクスピーカーは、これからのビジネスシーンに欠かせないアイテムです。
ぜひ、マイクスピーカーを導入して、会議DXを進めてみてはいかがでしょうか。